KAF3号の商品概要(公表値)
KAF3号【福岡市・薬院】は、福岡市中央区薬院の区分マンション 「ティアラ薬院」を対象とする匿名組合型ファンドです。 2026年3月18日に組合が組成され、現在運用中です。 まず、商品ページで公表されている条件を整理します。
Fund Terms
KAF3号【福岡市・薬院】の条件(公表値)
- 対象物件
- ティアラ薬院(福岡市中央区薬院・区分マンション)
- 最寄り駅
- 地下鉄七隈線 薬院大通駅 徒歩約3分
- 契約形態
- 匿名組合型(KAF3号匿名組合)
- 想定利回り
- 年10.0%(税引前・年換算)
- 運用期間
- 1年間(組合組成日 2026年3月18日〜組合終了日 2027年3月17日)
- 募集金額
- 5,000万円(1口10万円・抽選制)
- 優先劣後構造
- あり(優先出資90%・劣後出資10%)
- ローン活用
- なし
- 出資金償還日
- 2027年5月17日(予定)
※ 商品ページの公表内容に基づきます。想定利回りは運用実績を保証するものではなく、元本が保証された商品ではありません。
条件の全文・リスクの説明は、本体サイトのKAF3号商品ページで確認できます。
※ 別タブで本体サイトが開きます。KAF3号は募集を終了しており、新規の出資申込はできません。
募集結果:応募は募集金額の約1.9倍
KAF3号の募集は2026年2月16日から3月10日まで行われ、 募集金額5,000万円に対して応募金額は9,690万円(達成率193.7%)となりました。 応募金額が募集金額を上回ったため、抽選が行われています。
募集結果は、そのファンドへの需要を示す公表データの一つです。 ただし応募の多さは人気の指標であって、運用がうまくいくかどうかとは 別の話です。募集結果と運用結果を分けて見ることが、 ファンドの情報を読むうえでの基本になります。
キャピタル型という運用方針
KAF3号は、賃貸運用を行わず、対象不動産の価値上昇を見込んで取得・保有し、 運用期間後の売却による売買差益(キャピタルゲイン)の獲得を目的とすると 公表されています。賃料収入(インカムゲイン)を分配の源泉とするファンドとは 収益の構造が異なります。
キャピタル型のファンドでは、分配の原資が売却の成否と売却価格に 依存します。確認したいのは、対象エリアの需要の裏付けと、 売却が想定どおり進まなかった場合の扱い(運用期間の延長・報告の方針)です。 薬院エリアは西鉄天神大牟田線と地下鉄七隈線の2路線が利用できる 都心近接の住宅地であり、天神・博多の再開発区域に近接するエリアとして 商品ページでも位置づけが説明されています。 交通面では、2023年3月の七隈線延伸(天神南〜博多)により、 薬院大通駅から博多駅まで乗り換えなしで移動できるようになり、 エリアのアクセス条件が一段変わったことも公表されている事実として 確認できます(福岡市交通局)。
運用中に確認できる情報
運用中のファンドについて、出資者・検討者が確認できる情報を整理します。
商品ページの公表情報
運用ステータス(運用中・終了)、商品条件、リスク・リターンの説明は商品ページで公開されています。条件を確認したいときの一次情報です。
法律で定められた運用報告(財産管理報告書)
不動産特定共同事業法では、事業者が出資者(事業参加者)に対し、ファンド財産の管理状況を記載した財産管理報告書を定期に交付することが義務付けられています(法第28条)。運用中の状況確認は、事業者の任意サービスではなく法定の開示に支えられています。
途中換金の条件
運用中に資金が必要になった場合に備え、地位譲渡(途中換金)の条件と手数料を商品ページで確認しておきます。制度の内容はKAF4号のファンド記事で整理しているものと共通です。
運用終了後の実績開示
運用が終了すると、分配の実績が確定します。第1号ファンド(西新)では、早期売却の経緯と実績利回りが開示されました。結果の数字だけでなく、そうなった経緯が説明されているかを確認します。
第1号ファンドの実績と早期売却の経緯は、優先劣後方式の解説記事の中で 開示情報として紹介しています。
まとめ
KAF3号は、薬院の区分マンションを対象とするキャピタル型のファンドとして、 募集金額の約1.9倍の応募を集めて組成され、現在運用中です。 運用の結果はまだ確定しておらず、想定利回りが実績を保証するものではありません。
本メディアでは、運用中ファンドの公表情報と、運用終了後の実績を 継続して整理していきます。良い結果も、想定と異なる結果も、 経緯とあわせて開示することが、事業者を判断する材料になると考えるためです。
※ 別タブで本体サイトが開きます。KAF3号は募集を終了しており、新規の出資申込はできません。
Sources & References
出典・参考資料
- 九州・アジア・ファンディング(KAF)/「KAF3号【福岡市・薬院】商品ページ(募集条件・申込状況・運用方針の開示)」(2026年8月時点)—公式ページ
- 九州・アジア・ファンディング(KAF)/「公式サイト(ファンド情報・運用実績の開示)」—公式ページ
- 国土交通省/「不動産特定共同事業法」—公式ページ
- 福岡市交通局/「地下鉄七隈線の延伸(天神南〜博多・櫛田神社前駅の開業)」(2023年3月開業)
本記事の数値(想定利回り・運用期間・募集金額・応募金額・達成率・優先劣後比率等)は、九州・アジア・ファンディングの商品ページで公表されている2026年8月時点の情報に基づきます。KAF3号は運用中であり、運用の結果・分配は確定していません。想定利回りは運用実績を保証するものではなく、元本が保証された商品ではありません。財産管理報告書の交付義務は不動産特定共同事業法第28条の定めに基づく一般的な説明です。地下鉄七隈線の延伸(2023年3月)は福岡市交通局の公表情報に基づきます。本記事は情報の整理を目的とするものであり、出資の勧誘を目的とするものではありません。



